2009年11月04日

JSC2009を終えて

New York Salsa Congressの報告ブログが書き途中のままアップしていないのですが、そうこうしているうちにJapan Salsa Congressが終わってしまったので、先にそっちのブログを書いておきます。

年一回の日本最大のサルサの祭典、Japan Salsa Congress 2009(略してJSC2009)が終了しました。JSCが終わって改めて思うのは、やっぱりJSCは楽しい!ということでした。特に今回は自分達のパフォが土曜日の3番目という早い段階で終わってしまったので、他のチームのほとんどのパフォを気楽に見ることができました。どのチームも本当に違うカラーを出していて、それぞれレベルアップしていて、見て楽しめました。こうしてみんなで練習の成果を発表しあう機会があるのは本当にいいな、と思いました。

自分達のパフォはというと、見ていただいた皆様の反応としては、多くのポジティブな反応を多く頂き、一応成功だったのかと思います。特にサルサ以外のダンスの仲間に来てもらっていたので、フリータイムに踊るわけでもなく、しかも途中で帰らなければならない彼らに高いチケットを買ってもらって、へぼへぼなパフォーマンスを見せるわけにはいかない!という思いもあり心配もあったのですが、楽しんでもらえたようで、ほっとしました。昨年既にWSCへの参加資格を得ているという点ではパフォのプレッシャーはあまりなかったですが、日本代表なのに何これ?と思われないようなパフォーマンスをしなければ、という思いもありました。技術的には改善点は尽きないものの、最近は自分達の感触が悪くても、ビデオで確認すると思っているほど悪くない、ということが多くなってきました。以前はパフォ最中に感触が悪いとなんとかしてよくしよう、と考えながら踊っていたのですが、最近はパフォ中の感触が悪くてもそれほど表には出てないと割り切って、焦らず自信を持って踊りきれるようになってきました。WSCでファイナル出場を目指すにはまだまだ改善点を克服し、練習通りミスなく踊れるようにする必要があるので、後1ヶ月でがんばりたいと思います。

土曜日に出場したチームで一番心に残ったのは「Chee's Primavera」です。若い元気なパワーもよかったし、振付の全体的な構成も良かったですが、特に途中にちょっとあったルンバの部分でおおっ!と惹かれました。他のダンスも習っているような子達だとキメキメの踊りがうまいのは当然だとしても、ルンバの土着な感じを出すのはまた別の技術が必要だと思うのです。そのルンバがなんかとてもいい感じだったので、素直にああいい!というふうに思いました。姉妹チームの「Chee's Verano」もよかったし、Chee先生、これからもがんばってください!

日曜日に出場したチームで一番心に残ったのを選ぶとすると・・・「THE MIU STARS」ですかね。とにかく失った仲間への追悼の思いがひしひしと伝わってきました。言葉で表現できなくても踊りで表現できる、というようなことを思いました。踊りには心技体、全てが必要だと思います。心だけあっても表現はできないけれど、体と技術だけあっても空虚なパフォーマンスになってしまいます。今回の彼らのパフォーマンスは、多分、それらのバランスがとれてて、かつ偽りでない本当の心があったからこそ、伝えたいものがしっかりと伝わったのではないかと思います。Miu先生、これからもがんばってください!

海外ダンサーのショーで一番記憶に残ったものと言ったら・・・Ana&Joelのスタイルは好きだし、Eli&Yenの力強さも素晴らしいし、Marco&Nataiaの表現力も素敵だし、Edwinの独創性も尊敬するし、Davideの若いエネルギーも元気が出るし、でも一番記憶に残っているのは日曜日のおおとりのMaykel&Kireniaでした。Maykel Fontsは土曜日に非の打ち所のない素晴らしいパフォーマンスをして、直後のMCで「自分がこうやって世界各国を回ってパフォーマンスができるのも見てくれるみんながいるからで、だからこそいつでも自分のベストを尽くそうとしている」と話しました。(このMCはスペイン語だったのですが、通訳されなかったと思います。)そして翌日の日曜日、いつもの非の打ち所のない素晴らしい踊りでパフォーマンスが始まったのですが、途中のペアワークに入った辺りから2人の息が合わず、何度もミスを繰り返してしまいました。そしてパフォが終わった時、スタンディング・オベーションがあったにも関わらず、Maykelはベストを尽くせなかった後悔の念からか、とても複雑な表情をしていました。直後のMCでは「朝からリハーサルやワークショップがあって、その後日本人のパフォーマンスを見てから、パフォーマンスの準備をして、ウームアップも3分ぐらいしかできず、それでパフォーマンスをするのは難しい」ということを言っていました。スペイン語は直接わからないのですが、雰囲気的に、言い訳というよりはベストのパフォーマンスを見せられなかった自己への嫌悪のような印象を受けました。Maykel Fontsは今回のゲストダンサーの中でも群を抜いて素晴らしいダンサーだし、おおとりを任せられたからには、主催者や観客の期待に応える義務も感じていただろうし、それに応えられる自信もあっただろうし。それにも関わらずミスを繰り返してしまったことに対して、ベストを尽くすことの難しさ、想像する彼の中の自責の念、もし彼の立場だったらどうするだろうか?どれだけミスをしても知らん顔で終わりにした方がよかったのか?などいろいろ考えさせられました。

追記(2009/11/5):
Maykel Fontsの件は読み返してみると結局なにが言いたいの?と自分でもよくわからなかったのですが、時間が経って思ったのは、Maykel Fontsが見せた態度や姿勢にとても好感を持った、ということです。パフォーマンスがうまくいった時にかっこいいのは当然としても、うまくいかなかった時に見せる態度にその人の人柄が垣間見れるような気がします。Maykel Fontsは常にベストの踊りを見せたいと本当に思っているんだな、と感じてとても好感が持てました。ダンサーとして超一流なのは言うまでもなく、個人的には再来日してもらいたいダンサーNo.1です。
posted by まさき(ち) at 04:10| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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