2005年09月01日

Dominican Day Parade

Dominican Day Paradeそれはとても穏やかな日曜日の事でした。朝ヨガが終わり、とても充実したすがすがしい気分でどこでランチを食べようかと探し歩いていました。今日は暑くなるぞ、という予感を感じさせるような、とても天気のいい日で、実際既に蒸し暑くなり始めていました。ふと見るとドミニカ共和国の旗を持った人や、ドミニカ共和国の色の服を着た人などが何人も集団で歩いていました。何かあるのかな、と思っていると、その数はどんどん増えていき、あるストリートまでたどりつくと、そこにはカラフルに飾られたトラックが何台も止められていました。トラックの荷台はオープンになっていて、そこには大きなスピーカーがいくつもおかれ、大音量でメレンゲを鳴らしていました。幾人かの人がトラックの周りや荷台の上で踊っていました。

その時はこれがパレードのために待機していることがわからなかったのですが、ただ面白そうだったので、近くでお昼を買って、そのトラックや人々を眺めながら食べることにしました。パクパクとパンを食べながら眺めていると、人々の数がどんどん増えていきます。色とりどりの衣装を着た人々や、改造車で車体を上下にバクバク揺らしながら登場する人や、隣のトラックに負けじと大音量で音楽を鳴らすトラックなど・・・。

食べ終えたので少し見て回ろうと、トラックが止められたストリートを歩き出すと、トラック、人、トラック、人、思った以上の数のトラックと人々がいることに気が付きました。あるトラックの荷台にはバンドが乗っていて、あるトラックの上には陽気な人々が踊っていました。ストリート脇の駐車場では10mぐらいあるロープを振り回して、アスファルトをバシバシと鞭打つ練習をしている人がいたり、とにかくそのストリートは渋谷のように混雑していて、しかも人々はみんなそれぞれの個性的な衣装を着たラテン人のようでした。

6thアベニューまでたどり着くと、パレードが始まっていました。アベニューの両脇には更に多くの人々が歓声を上げていました。踊りながらのパレードや、鼓笛隊のようなものや、ドミニカ共和国の旗を振ったり、トラック上でバンド演奏するもの。「Dominicanos!!」とボーカルと叫ぶと、周りの人々も「Dominicanos!!!!!」と叫び返していました。(僕も便乗して小さな声で叫びました。)とにかくすごい民族エネルギーが発せられているパレードでした。蒸し暑い天気と相乗効果で、お祭り気分でドミニカ共和国のアイデンティティが爆発されたような、しかし内にこもる排他的な感じではなく、このNYにドミニカ共和国あり、とでも言っているのかと思うようなものでした。

このパレードを見て、少し前のサルサ・イベントの事を思い出しました。LAコングレスなどでは国ごとに、日本から来た人〜いえーい、カナダの人〜いえーい、みたいな事をやりますが、NYローカルなこのイベントでは、プエルトリコの人〜いえーい、ドミニカン〜いえーい、みたいにアイデンティティをベースとしたコールをしていました。100や200の人種で構成されているニューヨークという場所で、いかに異なるアイデンティティの人々が自分達を主張し、コミュニティを形成し、しかし互いに協力し合って生きていくのかを、少しだけだけど実体験として感じられたように思いました。ラテンのコミュニティ、しかし実際はその中もプエルトリコ、ドミニカ共和国など細分化され、それぞれがコミュニティがあり(実際プエルトリコのパレードもかなり大きいそうです)、しかしそれぞれのコミュニティが協力しあう。逆に大きいスコープで物事を考えると、ラテンのコミュニティもNew Yorkの中の1コミュニティにすぎず、だからこそ協力し合ってアイデンティティを主張する必要があるのかな、と感じました。
posted by まさき(ち) at 11:46| ニューヨーク ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Tracked: 2005-09-01 22:01
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